航空会社の株は買わない

今日、VietJet(VJC)の第一四半期決算発表があった。

発表されたPDFを見てみたところ、売上は前年同期比で約70%減でだいたい45億円の赤字。先に発表されているベトナム航空(HVN)は売上は70%ちょっとの減で、122億円程度の赤字。

改めて思うのは、やはり航空業界は手を出すべきではないと。やたら設備投資はかかるし、燃料もバカ食い、人も相当数を張り付けが必要。エンジン一つの整備をとっても、いったいいくらかかんのよ?って世界。

当局が監督しているので、よほど規模がないと新規参入が難しいけれど、ベトナムでは大手がこぞって参入している状態。日本で過去に起こったことを見ると、到底手を出す気にならない分野なので、完全に投資の対象外にしているが、意外と日本人で買っている人がいるんだろうと考えている。

日本と同様に国内線が生きているのが救いだけれども、ベトナム人はみんな怖がって乗っていない。フーコック島のリゾートは航空券を無料にするキャンペーンをはじめるぐらいなので、相当な状況であるのは間違いない。余剰航空機もリースする先がないし、ひたすらお金を食いつぶしていく可哀そうな日々がしばらくは続きそう。

さて、ベトナムのニュースだけれども、CDCハノイ支店が世を騒がせている。͡コロナウイルスのPCRテスト機器で価格を3倍にして逮捕者が既に6名出ている。その価格差はもちろん懐に入っているということで、コロナウイルスの状況下でもこういう事をやるのがベトナムってこと。

ベトナムにある日本企業はあくまで外国の企業として扱ってもらえる。真にベトナムの世界に入って事業を行っているところはほとんどないけれど、入るべきではないと思う。中国と同じ構造なのを思い知らされるので、一切触れない・近づかないのが正解。

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