最近気になること

祝！VN-INDEX1300

VN-Indexが1308.58とついに1300を超えました。VN30-Indexも1444.01と好調です。
今年に入ってからのVN30-Indexの寄与度をみても、鉄鋼・銀行で上昇をしっかり数値を稼げてる感じです。外国人が売り越しで来るなか、なかなかに強いですね。
（ベトナムのウーバーイーツの兄ちゃんたちも相変わらず買っているのですかね？）

保有株の方は鉄鋼・銀行の有名どころを抑えていたおかげで、この上昇に預かれています。
とくに目立つのはHPG,POM,VPB,LPBあたりですね。

これまで鉄鋼株は鉄鋼価格に連動する感じで上昇・下降を繰り返してずっと冴えませんでしたし、銀行株は不良債権の処理が響いて配当がなかったりでしたが、その状態でずっと保有していましたので、今はその我慢料をやっと受け取る感じです。

この分野を数年単位で保有できる方は、誰もが3倍ぐらいにはなっていると思います。

どの分野も必ずサイクルがありまして、誰も見向きしなかったり、停滞している時に仕入れるのを結構好んでいます。安い時にまとめ買いして、あとは気絶しながら、でも寂しいからちょびちょび定期買いだけして過ごすのが自分に合ったスタイルになってます。格言でいうと「人の行く裏に道あり 花の山」を目指す感じですかね。

ということで十分に恩恵を受けられているので、あまり追撃で買いに走ることもなく、今はゆっくり市況を眺めて過ごしています。この時点からの無理は辞めておきます。

その一方で最近目を向けているのが、人気がなく苦しい分野の建設・ホテル・旅行あたりです。
建設分野は公共投資がちょっと停滞気味なのに加えて、鉄鋼価格だけではなく他の資材も軒並み金額が上がってきているので当面は苦しそうです。

取得価格からちょうど10％ぐらい安くなったCoteccons(CTD)あたりを追加で買ってもいいと思っていますが、それでも市場が全面安になって一緒に下落していくタイミングを待ってですね。

ホテル・旅行は第１四半期でコロナに巻き込まれ、第2四半期でも今まさにコロナに巻き込まれ、これはもう無理って状態ですね。

ホテルは結構売りに出てますし、旅行もトップ企業のサイゴンツーリスト（上場していません）やベトナムトラベル（VTR：UPCoM）もみんな売り上げ自体が吹っ飛んでしまっています。

大手でこれなので、他の中小旅行企業は言うまでもありませんよね。
地方で上場している旅行会社ありますが、生き延びられるか心配です。

見ていると本当に気の毒です。