第3四半期の決算

先週あたりから第3四半期の決算が発表になってきています。大型株は今週当たりの発表になってくるが、保有株の決算を見ているとコロナウイルスの影響をほぼ払拭しつつあるように見ています。

ほとんどの会社が戻してきていて、あまりにも順調な決算なので逆にこの第３四半期である程度戻らないところは、コロナウイルスの影響をもろ被りで当面の浮上はないのでは？と思えてしまうレベルになっている。決算書のしょっぱらからコロナ・コロナと言い訳を書いている様では、こりゃしばらく無理だなと感じてます。

気になるのは石油・ガス系で、ベトナムでも人気のないセクションになりつつあるみたい。世界的な移動制限とマインド減少で燃料消費の実需は弱いし、産油国も新興国は厳しくてむしろ増産しそうな勢いなので、他のセクションと比べて投資資金の入りが弱そう。

人気がない時こそ買って気長に保有するのもありだと思うけど、欲しいような価格でもないし、ヨーロッパの状況を見ていると、まだ手を出さなくていいかなと。。。

保有株の方はLienViet Post Joint Stock Commercial Bank（LPB）がUPCoMからホーチミン市場に鞍替えになってしまいました。取引量が多い株だけれど、UPCoMであればダイナミックな動きが楽しめた株なので、移ってしまうのが残念でしょうがない。

その他の保有株ではBinh Duong Business and Development（TDC）が2019年分の10％（1,000ドン）配当の発表がされていた。今日現在の価格でも普通に利回り10％を超えてきている。

その昔ベトナム株を始めたころ、何を間違ったかコード違いで買った株が２つあって、その1つがTDCでした。かなり地味な企業だけれど、こういった企業ほど意外に愛着がわいてくるのが不思議で、忘れたころに買い増しをしています。

コード間違えで買うといった事は今では起きないので、こういった縁はもうないと思って一生付き合っていくつもり。
（もちろん悪くない企業というのが大前提ですけど。）