UPCoMに上場しているViettravel(VTR)が航空市場に参入する話、VIetravel Airlineとして早くも12月に登場するとのこと。
この会社、コロナの影響により第一四半期で昨年分の利益を吹っ飛ばして、更に第二四半期も昨年の10分の1ぐらいの売り上げになって、従業員も5分の1ぐらい離職するなどなかなかの被害を受けていました。
一時期はどうなるかと思ったが、国際部門は逝ってしまったものの、国内部門に限れば安くなったホテル・飛行機に飛びついた旅行ブームのおかげか超順調な様子。
まあ、8月のダナンの件で冷水を浴びせられたが。。。
キャッシュはありそうなので生き延びるとは思っていたが、さすがに航空市場への参入はいったんストップだろうと勝手に思い込んでいました。
ところが、順調にいけば12月に飛行機を飛ばすという事を発表しているので、これは本当に実現するかもしれない。
この状況下なので最初は完全に国内狙いでいくらしく、旅行会社と航空会社は座席数を埋められる意味では相性抜群だし、1億人の市場は決して小さくはないので、面白い展開がみられるかもしれない。
Viettravelはベトナムで屈指の旅行オペレーターであるため、前から興味を持っていたが、ヨーロッパの現状を見ると国際部門の復活は来年ですら怪しいし、国内線に特化するとは言え、ベトナム航空がこの半年で10兆7,000億ドンの損失を出している様な状況で、かつ競争相手も多いことを考えると、積極的に買っていこうという気持ちが起こりません。
誰も買わなくて安値放置であれば手を出したと思うけれど、株価が対して落ちていないので、当面は購入対象外でいくつもり。
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