コロナウイルスとベトナムの不動産

外国人観光客がいなくなったベトナム。リゾート物件がさぞかし投げ売り状態になっているであろうと期待したが、どうもそうならなそうな雰囲気である。

コロナウイルスで不動産業界も漏れなく凍結状態であったが、ちらりと不動産会社のレポートを見る限り、リゾートを含む不動産全体の取引量自体は以前の状態までには戻していないが、買い手が戻ってきている様で、特に価格については大幅な下落があまり見られないとの事。

10%程度の価格下落は受け入れている様だが、売り手はブランド価値の維持のため値段以外でサービスしているみたいだ。不動産サイトを見ていても、個人が買うようなコンドミニアムや部屋レベルではあんまり値段変わってないなといった感じ。まあ、問い合わせまではしていないので、今の市況でどこまで交渉できるかはよくわからない。

ホテル自体の売りはありそうだが、そんなもん買えるわけないのでリゾート物件の購入は当面なし。コンドミニアムがちょっと欲しかったので残念。

大手のリゾートプロジェクトも再開してきてるし、ビングループ(VIC)がニャーチャンの施設向けに観光用の潜水艦を買うといったニュースも出てきているので、それなりに見込みがあるのだろう。外国人観光客は少なくとも半年は望めないので、国内の観光客でどこまで回復できるのか見てみるのが面白そうだ。

基本的に都市の不動産価格は落ちていないであろうし、またベトナムでは終息まで期間が短かったため、在宅勤務による価値観の変化といった事もなく、まだまだ都市への人口流入はありそう。というわけで都市の不動産を持つうまみはまだまだありそう。

リゾート物件なんぞあさっていないで、都市の物件をちゃんと見てろということで。。。。。

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