ベトナム株はいずれの銘柄もだいぶ高値からいい感じで落ちてきています。
劇的な落ち方ではないため、初心者(いわゆるF0投資家)を虐殺するまでにはいっていないのが残念。特に証拠金取引に手を出してアホしてる初心者はここらで退場して欲しいところ。
毎月個人の口座数が増えていて、目標とする投資人口比も政府目標・予想を上回るペースなのでベトナム株は強くて安泰とみる向きもありますが、市場での需給バランスが気になっています。
相変わらずお盛んな新規上場に加えて、特に今年は経済状況を反映して新株発行の多さが目立ちます。この資金需要をカバーしてなお、市場にお金が溢れる状態でいられるかですが、個人口座の増加で新規資金が入ってきているものの、その資金流入の伸びが落ちてきている点が気がかりです。
クソ株中のクソ株(来年には退場 or UPCoM行き銘柄)さえも上昇した相場で、1,000ドンクラスの来年には会社が飛びそうなクソ株が平気で3,4倍になった相場です。決算なんぞ関係しない相場ですので、ふざけたところに投資した人・高値掴みしている人はそのうち焦げつきそうな予感がします。暴落を知らない個人がうようよしている市場というのもちょっと気持ち悪いです。
ただ将来の株価はだれも知り得ないので、案外どうってことないかも知れないかもしれません。
株価は予測するだけ無駄ですので!
いずれにせよ既に投資スタイルを確立している人はどうってことない相場だと思います。
それより個人的に困るのが相場の下落より新株発行の多さです。保有株でもいくつか予定されていますが、万単位で保有する株式で1:1や2:1といった割り当てをされると、額面発行だったとしてもそこそこの金額を入れる必要があるので困ります。
ということで今年の配当金の使い道は追加割り当てになりそうです。もちろん個別株も物色していまして、既に人気で高値の株を買ってもしょうがないので、人気のない電力セクターでGE2あたりを物色中です。配当金もなくで何倍にもなる株ではないため、完全にマニア向けですが。。。
さて、オリンピックがいよいよ開幕しました。
もちろんベトナムでも開会式を見ることが出来まして、話題になった入場行進、家族や周りももちろんゲーム曲に即反応してました。なんでもプレーしたことがある曲が入っているとのこと。
ところが入場行進は問題でした。あいうえお順にするのは結構ですが、外国人には並び順が意味不明で、いつ自国の番が来るのか分かりません。アルファベットで判断しますが、なぜHのあとにAが来るんだなど大混乱してました。
日本語が分かる人も大混乱。東ティモール。Timor-Lesteで判断しますが、東が国名につくとは思っていないのでなぜハ行になるのか意味不明。さらに米領サモアにいたっては「べいりょう?」と意味不明で大爆笑していました。もちろん日本語を知らないベトナム人もなぜAで始まるのにこの位置なのか?と大混乱。
世界的な大会で誰も知らない「あいうえお」順にする意味って何でしょうかね?
ちなみにプログラムについては、暗いし何がテーマなのか意味不明との反応でした。