日本ではベトナムはまだまだ貧しい国というイメージがあります。
日本にも来ていますが、多くの人が世界中に出稼ぎに行って、不法滞在も織り交ぜて皆さん頑張って稼いでいます。
1，2年前に冷凍コンテナに隠れてフランスあたりからイギリスに密航する際、呼吸困難になり全員死んでしまった事件もありました。死ぬ直前に家族に送ったメッセージなどが出回りましたが、本当に悲しい事件で、色々な国に危険を冒してまで出稼ぎに出ている実態が良くわかるニュースです。
ところが、ハノイやホーチミンに限って言えば、逆に日本人サラリーマンよりお金を持っている人がごまんといると思います。
Twitterで面白い情報が出ていましたが、ベトナム人で上位1パーセントの富裕層に入るのに3,000万円必要だそうです。
3,000万円というと、有名どころのリゾート物件（コテージタイプ）１つ買えるぐらいの値段なので少なすぎるなぁと感じる一方、人口比１％で捉えると案外そんなものなのかも？と両方思い浮かんで、良く分かりませんでした。
という事でその情報を調べてみたところ、そのリソースであろう記事・情報に当たりました。
確かに上位1％に入るために、その最下限が約3,000万円とありました。あと、上位1％の平均は8,000万円超の様です。
ただし、次にこの数字には「ベトナムの不動産がきちんと反映されているわけではない。」という注意書きが足してありました。
先進国の様に不動産市場がしっかりとした統計などにより市場価格が形成されているのと違い、ベトナムでは市場価格などを十分に反映できておらず、ベトナム人のお金持ちのほとんどが不動産で資産を計上している中、数字に出していくことが難しいようです。
という事で、実際には皆さん資産をもっと持っていることになりそうです。
少なくとも、ベトナムで3,000万円で上位1％だよ！っていうと、その層の人からは笑われます！
日本人からすると納得できない話かも知れませんが、実際に公私ともどもその階層の方にお世話になっている身としては、そうかもしれないと思う事は多々あります。。。。
日本に在住して日本を良く知るご実家がお金持ちのベトナム人の人達からも、「ベトナム人の方が日本人よりお金を持っているともし言われても、納得してしまう。」というお言葉を貰うぐらいです。
でも日本では地主さんなど、目立たずに過ごす方が多いのでそう感じてしまうだけかも知れません。
結局のところベトナムの富裕層が持つ資産はどれぐらいなのか、誰も分からないという結論です(笑)
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