遠くの戦争

ロシアが戦争を始めてしまったけれど、ウクライナ並みに抵抗力を見せるベトナム株式市場です。

ウクライナ、ロシア共に旧共産圏のつながりから、相当数のベトナム人が住む国になります。

共産圏つながりなので、特にベトナム戦争後から留学や出稼ぎでそれらの国に渡って、既に現地では2世が育つまで定着しています。(ということで皆さんほとんどベトナム北部出身です)

ですので、遠い国の戦争ではありますが、親族が巻き込まれているベトナム人が結構います。

ちなみに戦争前夜では、在ウクライナのベトナム大使館は退避勧告をどうも出していない様でした。
皆さん家にとどまってくださいという感じらしいですが、流石にこの局面では退避勧告を出した様です。

対応の遅いので有名な日本にすらはるか遅れをとる対応ですが、ベトナムの通常運転ということですね。。。

さて、この戦争に関して石油関連が高くなるのは理解できるのですが、なぜかPETが高値を更新してきました。ペトロ系ということで連れ高なのかもしれませんが、ここって石油関連あまりやっていなかった気がします。。。

高値を付けた理由が分からなかったのですが、せっかくの機会なのでPETを3割ほど手放しました。

購入単価が7,000ドン台なので、ぎりぎり7(セブン)バーガーに届きませんでしたが、3割手放すだけでもかなり利益をのせることができました。

この会社はずっとキャッシュフローが気になっていたので、いつかの時点でリスクフリーに持っていく必要があることをここ数年感じていたので、今回はちょうどいい機会になりました。

この株に関しては、5~6年ぐらいの保有で、昔は激安だったのでかなりの保有していますが、2倍、3倍になっても一部利確することなく今日まで我慢して保有できているので、我ながら握力がだいぶ強くなったな~と感じています。

間違いなく握力が強くなっているのですが、日本円ではなくドン表示の世界になるせいか?、含み益を見てもそれに対する実現欲というのが、どうにも日本円より少なく感じます。いい意味で鈍くなっているのだと思います。

また、PETは軽く10%を超える実質配当利回りになるので、10年ぐらいほっておけば、元本ぐらいは回収できると気楽にしているからかもしれません。インフレを考えるとあれですけど。。。。

今年の配当計画について、まだ発表されていないと思いますが、2021年の利益を考えると、少し増額になって欲しいところです。

ちなみに日本みたいに配当性向を掲げるといった事がないため、日本人にはベトナム株の配当はめちゃくちゃに映るかもしれません。が、配当も年度ごとにちゃんと計画を出しているので、決していい加減という事はありません。

さて、利確した分で新規購入(全額ではないけれど)でもしようかと思うのですが、どの分野・銘柄にするのかまだちょっと決まっていません。

相対的に安い大型株でも仕入れるつもりですが、色々と悩みます。

昨年に回復するだろうと見ていた公共工事系が、オミクロンでダメになってしまいましたが、流石に今年は大丈夫なような気がしています。それに関連して鉄鋼系は需要が良好であるだろうと思いますが、それでも鉄鋼特有の波に翻弄される性質は決して変わらないため、今買うべきなのかちょっと分かりません。

将来の株価など誰にも分からないので、いい会社でそこそこの値段だと思えるところを買い増していきたいと思います。

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