今年のテトは早めに来るという事もあり、ベトナムでは正月明けても本格始動とならず、みんなお休み気分継続でダラダラです。
ベトナム株の方もテト前なので現金引き出しなどもありますので、テトに入るまでは流動性が低下しての動きになると思います。あと何故かしらテト前は多少株価は上昇しやすいというのがありますが、理由は不明です。
とは言え短期的な売買には関心がない(短期売買は相性も悪い)ので、前回のブログで書いたとおり、テト中は決算書を読みながら、良さそうな株をまた求めていこうと思います。
が、この決算書を読んでいい会社を買っていく方法、ひとつだけ大きな問題をはらんでいます。
それは決算書が信用ならないケースがそこら中にあるという事です。
これは半ば常識のように言われていますし、決算の数値で監査法人と揉めている様なケースであれば、表に出ている形でもときどき見受けられます。
が、個人的にはもっと隠れて色々あるだろうなと考えています。
というのも、以前に某上場会社の前社長とお話をしていたときに、上場企業と言えどもベトナムの企業は信用できないので、株にのめり込み過ぎない様にと直接言われたことがあったためです。
ちなみに、その会社の株を買おうと思っていたのですが、その会社についても「色々問題があるからお勧めしない。」と、この点何よりも信用のあるアドバイスを頂きました・・・
ここら辺もベトナムでは未だに株がマイナー扱いであり、不動産が主流である遠因の気がしています。
割と根幹にかかる部分なので、決算書だけを読んでいい会社を買っていくのが正解か分かりません(笑)
とは言え、決算書を基本にしつつ色々とその会社を見ながら総合的に買うようにしていますし、今のところはそれで結構成功しているので、正解だと信じています。
話は変わりますが、株価が下がってきたのを受けて配当にうまみのある状況になってきました。
配当率うんぬんという話がチラホラと復活してきていますが、ベトナム企業は業績次第(というよりもキャッシュフローの問題か?)で平気に減配してくるので皮算用は厳禁です。それが昨年の業績を受けての配当であったとしても、今の状況が悪いと即減配の手を打ってきます。
なので毎期ちゃんと数字を上げられているか、計画に対してどこまで来ているのかなどをしっかりと見るようにしています。たとえそれが100%信用できない決算であったとしても。。。
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